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1998年に母子手帳から「日光浴のすすめ」という記載がなくなっています。当時、日光浴は骨を丈夫にするビタミンＤの欠乏を補うために必要とされていました。しかし、現在では一日に太陽の光を数分浴びれば必要量が満たされることと、太陽の光に当たらなくても、イワシ やカツオなどの青魚や干ししいたけ、卵黄などを積極的に取れば十分であることがということがわかり、 それよりも、
無駄に紫外線を浴びることによる害のほう が問題であるといわれています。
ただ、
いくら紫外線が危ないといっても、お肌の弱いお子様に毎日毎日、何が何でも日焼け止めを塗るというのは間違いです。
日焼け止めというのは大半が汗水で落ちにくい成分で作られていますので、
思った以上に、洗顔時のお肌へ負担が大きいのです。
それが逆にお肌を痛める原因になってしまいますから、毎日毎日、何が何でも日焼け止めというよりは、季節や状況にあわせて、ケースバイケースで日焼け止めを使うほうが良いと思います。
そういう意味では、
お子様の場合は日焼け止めを使うよりは、まずは、日よけ対策。
帽子や日傘、長袖の着用など、出来るだけ物理的に日よけ対策をされることが、まず第一になります。そして、日焼け止めを使用するのは、紫外線が強くなる時期に、長時間野外へ出られる場合など、どうしても必要な場合のみ、使用するほうが良いと思います。
1.
帽子をかぶる。
※顔や首や耳が隠れるものがお勧め。
2.
日傘を利用する。
3.
外出するときには、素肌が出ないように、薄手の長袖、長ズボンにする。
※薄での上着を持ち歩いていると便利。
4.
1日のうちで紫外線がもっとも強い、正午前後の外出は控える。
5.
日陰にいても、、空気中で散乱した紫外線や、地面や建物から反射した紫外線を多少は浴びているということを忘れないようにする。
6.
日焼け止めを効果的に利用する。
大人の紫外線対策も参考に
お子様のお肌も日々変化しています。
毎日きちんとお手入れされたお肌は、抵抗力も強くなり、少しの外的要因でしたらかぶれることなく、乗り越えられるお肌になります。
お子様が自分で正しいケアができるようになるまでは、ママやパパが支えてあげて、美肌を保ってあげてください。
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