お風呂上がりはお肌がしっとりみずみずしいのに時間が経つとなんだかいまいち・・・。こんなことってよくありませんか?実はお肌の滑らかさは、角質層の水分量に深く関係があるのです。
コンディションの良いお肌の場合、角質層の水分量は15%〜20%といわれています。さらに角質層より内部の表皮や真皮では60%〜70%にもなります。角質層と内部の皮膚でこれだけの水分量の差があるのは角質層が水分の透過に対して強力なバリアゾーンになっているからです。
つまりお風呂上がりのお肌がしっとりみずみずしいのは、角質層が外から水分をたくさん吸収したからなのです。逆に言うとそれだけ角質層は外部の湿度に影響を受けているということになります。
湿度が高ければ角質層の水分量が増し、空気が乾燥していると角質層の水分量も減り結果としてお肌がかさついてしまうのです。このように角質層と湿度の関係はとても深いのです。
ただ、角質層は、外気の気温、湿度の影響を受けつつも、皮脂膜・NMF(天然保湿成分)・細胞間脂質の働きによって角質層の潤いを保とうとする働きがあり、この角質層の潤いを保とうとする力を助けてあげることが、毎日のスキンケアでは、とても大切なことになります。
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