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   夏メイクとクレンジングの落とし穴
 

 冬用のメイクは、保湿性や乾燥対策に重点を置いた製品が主流になっています。汗をかかない季節ですから、汗や耐水性などを考える必要がないために、比較的洗顔時に落としやすいメイクが冬時期の主流になります。

 この時期よく販売員さんから勧められるクレンジング剤は乳化タイプのミルク系、クリーム系、ジェル系がクレンジング剤の主体になってきます。

 こういったタイプのクレンジング剤の方が、市販オイルタイプクレンジング(合成界面活性剤入り)より、洗浄力は弱いのですが、お肌に対して優しいという特徴があり、冬場は乾燥対策をかねて、お肌にやさしい洗浄力の緩和なこのタイプのクレンジングを販売員さんは、勧める傾向があるのです。

夏用・冬用のクレンジングの違い
 冬時期のクレンジング剤としては、合成界面活性剤の害を考えなければ、このタイプのクレンジング剤の使用は理にかなっています。角質層のコンディションを乱しやすい冬時期には、洗浄力の緩和なクレンジング剤を使用した方がよいのです。でも、春から初夏になって、紫外線が気になる時期になりますよね?この時期になると、紫外線対策メイク、UVカット商品などを使用して、ガードをがっちり固め始めるのですが、でも、このとき、ファンデーションやUVカット商品は買い換えても、その商品と同時にクレンジング剤まで、一緒に買い換えていますか? 

  販売員さんが、クレンジングを勧めたとしても、「クレンジングは、まだありますから結構です。」って断っていたりしませんか?ここが落とし穴になります。
 
   初夏にお肌のコンディションを崩す人が多い。本当の理由!
 

 洗顔時に落ちにくい夏用メイク、UVカット商品を使用しながら、クレンジングは洗浄力の弱い冬用メイクに対応したクレンジングを使い続けてしまうと・・・。

 落ちにくいメイクに対して、洗浄力の弱いクレンジングを使いつづけることで、知らず知らずのうちに、落としきれない汚れが溜まってしまい肌トラブルに見舞われてしまうのです。このパターンが春から初夏肌トラブルの原因として非常に多い!

 この時期のお客様から、寄せられる肌トラブルのご相談は、洗顔方法が原因でおこっているものが大半です。

 UVカット商品を使用する際には、ご使用になるUVカット製品にあったクレンジングを選ぶことが大切です。

 夏用のハードな日焼け止めを使う場合には、しっかりした洗浄力を持つクレンジングで、きっちり落とすことが肝心です。

これからの時期は、メイクや日焼け止めを、しっかりつけて、きっちり落とす。これ鉄則です。
 
 

 
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