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 シミ対策
 
紫外線対策を万全に!
紫外線対策
 
まずメラニン色素生成の促進因子となる紫外線を浴びないようにすることが大切です。つまり、日焼け止め化粧品を効果的に利用して紫外線を防ぐことが大切になってくるということです。
紫外線対策について
 
 
皮膚の新陳代謝を高める
新陳代謝を高める
 

出来てしまったメラニン色素も新陳代謝が活発だと肌表面に上って、アカとなって剥がれ落ちるのですが、その機能が低下するとメラニン色素が肌に残りシミとなってしまいます。日々のスキンケアでは洗顔で古い角質をしっかり取り除き、新しい角質細胞がスムーズにつくられるように助けてあげましょう。そのあと、しっかり保湿して、お肌の新陳代謝を助けてあげることが大切です。また、マッサージなどを行って、血行を促進し、新陳代謝を促すこともよいケア方法だと思います。新陳代謝を促し、メラニン色素をスムーズに排泄することがシミ対策では重要になります。

 
 
化粧品によるシミ
化粧品
 
皮脂や化粧品などに含まれる油脂は酸化されて過酸化脂質に変わります。紫外線は油脂の酸化を促進させ、過酸化脂質を増やしてしまいます。過酸化脂質はわかりやすく言うと油脂に活性酸素がくっついたもので、この活性酸素がメラニン細胞にメラニンを色素を作る事を命令する情報伝達物質といわれています。メラニン細胞に情報を伝達する物質は活性酸素のほかに、エンドセリン、MSH(メラノサイト刺激ホルモン)、一酸化窒素、ヒスタミンなどが確認されています。
また、化粧品に含まれる合成界面活性剤は肌の表皮のバリアゾーンをこわし、過酸化脂質など有害物質の侵入を容易にさせてしまうと言われています。過酸化脂質や有害化学成分の侵入を助けるわけです。そして表皮の最下部の基底層まで侵入した過酸化脂質や合成界面活性剤、防腐剤等の有害物質は、メラニン細胞を刺激しシミを作らせてしまいます。
侵入した刺激物でできたメラニン色素。これが化粧品によるシミです。
化粧品選びでも、バリアゾーンを壊さない化粧品、シミを作らせるような成分が出来るだけ入っていないものを選ぶことが大切です。
 
 
体の中からもメラニン色素を抑える
(メラニン色素の還元するビタミンCの摂取を心がけましょう。)
ビタミンC
 
ビタミンCはメラニン色素を薄くする還元作用がありますのでシミ対策には有効です。シミ対策としてビタミンCを摂取する場合、1日あたり1,000mg以上が必要になるといわれています。レモンで換算すると50個以上になりますから、サプリメントなどを併用するほうが採りやすいでしょう。即効性はありません。効果が出てくるには3ヶ月ぐらいかかります。また、ビタミンCは体内に蓄積されないので1時的に大量に摂取しても、過剰分は体外に排出されてしまいます。一定量を長期間にわたって摂取しつづけることが必要になります。ビタミンCを摂取するにあたって注意点を1つ、喫煙はいけません。ニコチンはせっかく摂取したビタミンCを破壊させてしまうので、白いお肌にタバコは大敵なのです。
また、それ以外では紫外線対策についてのところで、ご紹介した紫外線対策成分のベータカロチン。酸化を促進する活性酸素の活動を抑制する働きが強いため、シミ対策としても良い成分です。
 
 

 
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