|お肌の学校|質問の受付
 

 下地のタイプとファンデーションの組み合わせ
 
下地のタイプ

下地にも、大きく分けて水性タイプ、油性タイプ、シリコンタイプがあります。
 

油性下地タイプ
オイル、油分の多い乳化型のクリーム、乳液タイプなど

冬場の乾燥対策に適している。耐水性があって、汗、水に対して強いが、使用感が重たいため、夏場の使用にはあまり適していない。

水溶性下地タイプ
ローション、ゲル、水分量の多い乳化型の乳液、クリームなど

 使用感も良く、比較的万能に使えるタイプ。耐水性が弱いので汗をかく夏場、スポーツ時などには化粧崩れが激しくなる。

シリコン系下地タイプ
日焼け止め、UVカット系の化粧下地

 耐水性があり、汗、水に強く化粧崩れしにくい。また、付き、伸びともによく、さらっとして使用感が良い。紫外線によっても劣化せず、紫外線下での安全性、安定性はもっとも優れている。唯一の欠点は洗顔時に落としにくいこと。このタイプのやUVカット商品を使ったときには、専用のクレンジングやオイルクレンジングを使用することが必要になります。
 
下地とファンデーションの組み合わせのコツ!
 
 知っているようで、意外と知らないのが下地とファンデーションの相性です。季節やお好み、薄化粧派、厚化粧派などケースバイケースでこの相性を上手に利用することで化粧崩れを最小限におさえることが出来ます。これであなたもメイク達人です!
 
 
 水と油は相性が悪く、混ざりませんよね。でも水と水、油と油なら簡単に混ざり合います。基本的に水と水、油と油、シリコンとシリコンなど同じ仲間同士の相性はとても良いものです。これと同じで、下地とファンデーションの相性にも同じことが言えます。水性下地には水性ファンデ、油性下地には油性ファンデが相性がよく、とてもつきがよいのです。逆に油性下地に水性ファンデーション、シリコン系下地に水性ファンデーションではかなり相性が悪いのでファンデーションをはじいてしまって、つきが非常に悪いのです。ですから、化粧崩れの少ないきれいなメイクを維持するには、季節やお好み、薄化粧派、厚化粧派などケースバイケースで下地とファンデーションの相性を上手に利用することが大切です。そうすることで化粧崩れを最小限におさえることが出来ます。知っているようで、意外と知らない下地とファンデーションの相性!これさえおさえておけば、あなたもメイク達人になれます!詳しくはファンデーションと化粧下地の相性についての表をご覧下さい。
 
ポイント
 
 ケーキファンデーションのスポンジをぬらさないで使うタイプのものは、どのタイプの化粧下地にも相性がよく、化粧下地のタイプを選びません。また、そういった性格からメイクを重ねぬりする場合にもファンデーションのタイプも選びませんから、どのファンデーションとも相性がよく、リキッドファンデーションの後の重ねぬりなどに最適です。また、そういった意味では化粧直しにも最適な万能ファンデーションです。
 化粧下地の場合も、水性の化粧下地では、ファンデーションによって、極端につきが悪いということもありませんから、水溶性下地とケーキファンデーションの組み合わせが、一番オールマイティーな組み合わせになります。
 ただ、その分、機能面では特化した部分はありません。「敏感肌で安全性重視!」「化粧のりは二の次!」という方は別ですが、化粧崩れを最小限に抑えたい!という方は、下地やファンデーションの組み合わせを、用途別に使い分けるのがベストです。
 

 
次のページへつづく
 
化粧水 石鹸洗顔料 美容液 油性クリーム 仕上げ用ファンデーション ベースファンデーション UVカットファンデーション