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 お肌の老化を防ぐ
 
 若々しく美しいお肌をキープするために、日々のスキンケア、生活環境の中で、出来る限りの老化の対策を行うことが大切です。

 老化予防には大きく分けて2つの対応策があります。まずひとつは、お肌を老化させる原因を排除する。もうひとつは、新しいお肌づくりを助けてあげる。若々しいお肌へのアプローチ方法は、この2方向から攻めていくことが肝心。それだけでエイジング速度はずいぶん違ってきます。

 では、具体的にお肌のアンチエイジングの方法を紹介しておきます。先月は「お肌を老化させる原因を排除する。」についてお話いたしましたから、今月は「新しいお肌づくりを助けてあげる。」について、詳しくお話したいと思います。美肌維持の鉄則です。心に常に留めておきましょう。
 
   新しいお肌づくりを助けてあげる。(新陳代謝を活発にする)
 
スキンケア面からのアプローチのポイントは洗顔!
 
 最近はやさしく泡洗顔が常識になっています。でも、そこは注意が必要です。誰でもやさしく泡洗顔が正解ではないのです。やさしく洗顔しすぎて、はがれて捨てられるべき角質がすてられずにいると、古い角質がたまってしまい、角質層が厚くなり、ごわつき、粉吹き、カサツキ、新陳代謝が悪くなる・・・。この状態を過角化といいます。泡でやさしく洗顔ブーム以降、このタイプの乾燥肌が非常に多くなっています。ですから、人によって、肌質によって洗顔方法は変えなければなりません。マスコミの広告、宣伝などで、一般的に言われていることが、どなたにも当てはまることではないのです。
 
 一番大切なことは、ご自信がご自身の肌質を知り、その肌質にあったケアをすることです。人それぞれ新陳代謝の状態も違います。1日の新陳代謝でいらなくなった捨てられるべき古い角質を、その日の洗顔で1日分だけ捨ててあげる。これが理想の洗顔です。やさしく洗いすぎて1日分の古い角質を捨てられなかった場合。それが、蓄積して過角化が起こります。また、過剰に洗顔しすぎると、角質層をはがしすぎて、敏感乾燥肌になってしまう・・・。

  一番大切なことは、自分にあった自分だけのケア方法、洗顔方法(洗い方、頻度、力加減など・・・)をご自身が知ることです。適度な洗顔を行って、いらない古い角質は洗顔でしっかり捨ててあげる。これがスキンケアで新陳代謝を高め、助けるコツになります。また、洗顔方法自体を、季節、今日1日の肌状態で変えられるようになることが理想です。スキンケアの7割は洗顔にかかっているといっても過言ではありません。
 
血行促進で新陳代謝を高める
 
●皮膚と血液循環
 
 人間の体を構成する60兆個もの細胞はすべてが、血液からの栄養補給、酸素補給によって生きています。ですから、血液循環がよい事は健康にも美容にもとても大切なことなのです。

 ところが、年齢を重ねるにつれてだんだん血液循環も悪くなり、さまざまな老化傾向が出てくるようになります。特に女性は男性にくらべて、血行がとどこおりやすいので、婦人系の病気は血行不良が大きな原因とされています。肌にとっても老化を防ぐためには血行を良くすることが大切になります。血行を良くする事で酸素、栄養、水分が充分に供給され新陳代謝が活発になり、みずみずしく張りのあるお肌を作ることができます。

 新陳代謝を活発にするには、普段のスキンケアがとても大切になります。洗顔によって古い角質を取り除き、安全な保湿をしっかり行うことで、新陳代謝をスムーズにしてあげることが大切です。

 ここでは、それらのプラスαとして、血行をよくして新陳代謝を促す方法をご紹介しておきます。

 

 
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