|お肌の学校|質問の受付
 

   汗とお肌の関係 その1(夏場や運動時の注意点)
 
 もともと汗のPHは尿酸や乳酸を含んでいるため弱酸性(Ph4.0〜5.5)なのですが、発汗が多いと余分な汗が肌上に長くとどまり、PH値は次第に上がり、中性〜弱アルカリに傾いてきます。実はこれは大変なことで、肌表面の細菌の繁殖を抑える力が弱くなってしまうのです。 PH値が中性に近くなると細菌は活発に増殖を始めます。夏になって汗を多くかくようになると、皮膚の化膿が目立ってきたり、トビヒ、ニキビ、湿疹などができやすくなるのはそのためです。
 夏場やスポーツのあとには洗顔したり、シャワーをあびて、汗をきれいに流し、弱酸性の化粧水でお手入れすることが大切になります。
 
   汗とお肌の関係 その2(適度な汗は美しいお肌につながります)
 
 お肌のバリア機能の要である角質層。細菌や化学物質などの外的因子からお肌を守りつつ、お肌の水分を保持している大事なバリアゾーンです。そのバリアゾーンの要である角質層の細胞間脂質を減らさないために汗が一役かっているのです。
 汗の成分はお肌がもともと持っている保湿成分NMF(天然保湿因子)に非常に近く、さまざまな保湿成分が含有されています。

 適度な運動で汗をかくことで、お肌の乾燥を防ぎ、皮膚の血行もよくなることで新陳代謝が活発になります。それが美しいお肌につながるのはいうまでもありません。
 汗かきの人はあまり悩む必要はありません。汗かきの人ほど全身の生理活性が高く、新陳代謝も活発なのですから・・・。
 特に冬場の乾燥が厳しい時期には、適度な運動による汗は非常に美肌効果大!また、食事でも汗をかくことは有効で唐辛子に含まれるカプサイシンは発汗作用、血行促進作用があるのでこれも美肌効果大!です。
 韓国料理で唐辛子をたくさん使うのも韓国の厳しい冬の乾燥を乗り切るために対応した料理法といえるのです。韓国女性にお肌がきれいな方が多いのもうなずけます。
 

 
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